1949-05-07 第5回国会 衆議院 本会議 第25号
その他インド、東南アジア、ソ連、ソ連同盟國、あるいは最近特に有望を傳えられる中南米等、これらの市場はわれわれの関心の的となるものがあり、今後十分調査の必要があるわけでありまして、その結果は予想以上に大きな利益をもたらすものではないかと考えられます。
その他インド、東南アジア、ソ連、ソ連同盟國、あるいは最近特に有望を傳えられる中南米等、これらの市場はわれわれの関心の的となるものがあり、今後十分調査の必要があるわけでありまして、その結果は予想以上に大きな利益をもたらすものではないかと考えられます。
ソ連と外蒙とは國際関係上同盟國である。そうして或る場合には顧問があつて意見を出したということもあるのでありまするが、指揮命令はしておらん、ソ連はしていないというふうにあなたは言われたように思うが、これについて間違いはないか、それが一つであります。
それから次の我々に対する取扱いがソ連の命令であつたかどうかということでありますが、これは蒙古人民共和國そのものが現在ソ連のいわゆるソヴエト同盟國ではない独立國でありますけれども、ソ連と協調を保つて行く國であるというようなことを言つておりまして、そのために指導者を得ておる。從つて我々に対するいろいろの指示指令というようなものは蒙古人民共和國が單独で下したものと思うことはできません。
マツカーサー元帥も日本を中立國にするといい、われわれ憲法第二章で、武装を放棄して戰爭しないという約束を世界にした子、の日本人が、少くとも同盟國に参加したいというような希望を、公式に発表するということは、憲法の精神を冒涜するものであり、かつまた國際的にも、はなはだ日本の民主化の上に、悪い印象を與える言葉ではないかと思うのであります。
同時に又アメリカは日本を軍事的同盟國とする意思はない。若し万一戰爭が起つたときも、アメリカは日本が戰うことを望んではいない。」マツカーサー元帥はかくのごとく述べ、更に語を継いで、「日本の役割は太平洋におけるスエーデンやスイツツルのごときものであるべきだ。」と語つたということであります。
といたしましては、御承知の通り戰爭を放棄いたしまして、武力は全然ないのでございますが、しかし一面において、世界情勢が非常に險惡であるということ現実の立場に立ちましたときに、戰爭を放棄した日本が、しかもスイスのようにりつぱに永世中立國としての歴史も傳統もない國が、どういう形において守られるのであるかということが、絶えず私の懸念するところであつたために、たまたま太平洋條約といつたようなものが締結されて、その締結國、同盟國
日本と同盟國関係になつた國との條約も、直接戰爭によつては影響を受けない、こういうことになりますから、私たちの常識としては日本と中立國間にあつた戰前の條約、日本と日本の與國間にあつた條約は、相手國に何か特殊の事情がない限り、たとえばイタリアは終戰末において日本に対して宣戰しまして交戰國関係にはいりましたし、ドイツ國というものは事実上消滅しております。
きわめて消極的で、ただ今度のメーデーもあるいはその連絡協議会でやるという意見もありましたけれども、結局連絡協議会の名義で扱われないで、メーデー準備会が別に結成されて、そこでメーデーを主催したというようになつておりますから、現在のところ総同盟、國鉄、その他中立組合で参加しておる組合もありますが、この連絡協議会が活発な動きを示しておらぬことはおのずから——一々組合の意向を聽いたわけではございませんから、
檢事局は、長野市の告発を受理いたしまするや、ただちに中央公職適否審査委員会事務局に請求して、一昨年と昨年の平野氏提出の審査請求書原本を取寄せ、檢事局が戰時中から蒐集保存しておりまする思想運動史の証據資料と対比して調査いたしましたるところ、平野氏は、氏が戰時事中参加して重要な役割を務めたところの右翼的團体、全日本農民組合同盟、國家社会主義学盟、あるいわ國家社会党関係の記載をも省略していることを認めたのであります